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2005年2月 4日 (金)

仕事の不満ゲロゲロー

最近の仕事は主に XSLの編集だ。
だいぶ慣れた。XPATHは空でさくさく書けるようになった。
ほぼエラーを出さず一発でかけるようになってきた。

なんのためのXSLか。
既存システムが中途半端な状態で吐き出すXMLがある。
これをきれいなXMLに強制書き換えするXSLだ。

既存システムがボロっとしたXMLを吐き出す。。これを直せばいいのだが、
それができない。これを担当している会社が、
言えども言えどもちゃんとした仕事をしない。

今やっているシステム、
このXMLを利用して、いろいろデータを流さなくてはならないのだが、
この大元のXMLがかなりボロっとしているため、下流が全部ボロっとしている。

わが上司兼同僚のドイツ系メリケン人と思われる人間も、
「Yeah, they are slow. But we can't control them」と苦笑する。


自分がマネージャならば、訴訟をちらつかせたり、
実際に訴訟をおこすなりして、この既存システムをやっている会社に
発破をかけると思うのだが、まあ、上層部の都合は良く知らないが
とにかく、現状が放置されている。

私の仕事がつまらなかった理由はここにある。
とにかく、周りが、とっちらかっているのだ。
仕事できる状態ではない。

データは途中で落ちる。
しかも、それ以前に必要なカラムが
けっこう定義されてない。 正規化されてるはずのDBに
なんか冗長性がボロボロある。
(明らかに、狙ったものではなくなんとなく作っちゃってあるもの)
定義の命名がめちゃめっちゃ。。

あぁぁ。。 命名がスベテ!というポリシーの私には
本当にストレスである。

外国人ながら、英語のつっこみをたくさん入れたくなる。

LIMIT なのかLIMITS なのか、 場所によって変えるな!
LEASE なのか LEASEDなのか。 
 過去分詞であるべきだろ、ここは!なんでここだけDが抜けてる!

が、いまさら、名前を変えると、影響範囲が広いということで、
私も、叫びはしないし、ぼそっとつぶやくだけだ。
わが上司兼同僚も「I know」と苦笑いするだけだ。


誰も変えようともしない。

私がリーダなら、影響範囲がいかに広かろうと、
名前の汚いのはすぐに直す。

これは、ジュリアーニもとニューヨーク市長の割れ窓理論と同じ。
モラルハザードは絶対にゆるさない!
というものだ。

一箇所の名前がいい加減だと、他の部分もいい加減になってくる、
名前がいいかげんだと、SQLもいいかげんになってくる。
エラー処理もいい加減になる。 

開発者がいい加減な気持ちになるからだ。

まあ、その上司兼同僚である彼が、そこそこちゃんとした人間で
あるので、なんとか爆発しないですんでいる。

#英語だと、言語能力が足らず、
#爆発後のフォローが出来ない気がするので
#こわくてくすぶってます。というか、爆発というのは、
#アメリカ人知的層の取るべき行動としては相応しくない
#ので、どういう風にしたら良いのか、今のところわからない。

しかし、最近、やっと、これら問題に対して一部ではあるが、
修正することができる立場を手に入れた。

マジ、
バリバリ直してやる。

先日、大元のすっとろい会社のXML修正を待たずに、我々の会社で
そのXMLをまず手修正で直して、データ変換やらロードやらのロジックを
通すテストをするという決断がやっと下された。

そのXML修正を私がすることになったのだ。

めんどくさい手修正は外国からの「研修生」にやらせようという安易な
考えだろうが、そんな低めの期待は裏切りまくってやる。

手修正なんかするもんか。
XSLTで修正してやる。

俺にやらせるということは、
俺の書いたプログラムやらモデルやら何やらが
仕事をするということだ。

「研修生」がちまちま手で直すのの1億倍の速さで
完全に正確な仕事をやってやる。

しかも、中間DBのカラム追加の権利も手に入れた。
抜けたカラムは全部作ってやる。

上流の問題は、スベテ俺のところで
自動化したXSLに記述し、そいつが全部修正する。
それで、下流には完全なデータを流し、下流のミスに
言い訳を与えない。

私が得た「XML編集権」と「中間DBカラム追加権(つうかDDL発行権)」
は、1年タラタラと何も進まなかった開発を、数週間でスベテかたずける
という私が主人公のドラマをガツーンと決めるチャンスを私が手にした
ということだ。

まじで、ガツーンとやってしまおう。

ということで、早速覚えたてのC#で
XSLTしてみた。超カンタンだ。

一番苦労したのは、
現在無料ダウンロードできるVisual C# 2005 β版でプログラム作成
したが、DBサーバのマシンに .net 1.1 しかインストールされて
いなかったことだ。

今回は勝手ゲリラなので、前もって、
「こういうプログラムを作りたいんだけど、
 それを動かすには、.net 2.0βをインストールしなくちゃいけないので。。」
なんてことは、言えない。
#まあ、共有マシンにβなんてものを
#インストールすることは、デフォルトはばかられるわけだが。。

色々考えて、「.net Framework 1.1 SDK」なる解を発見して、
それでコンパイルしなおして、やっとEXEファイルを得た。

しかし、バージョンの壁は、。。高くはなかったが、ビンゴ!だった。

50行にも満たないプログラムなんで、
そら、大変じゃないんだけどさ、、
XSLT関連のAPI仕様が2.0で大幅パワーアップ!してたのだ。

ぎゃふん。

だから、一回VSでコンパイルしてテストした大枠を、
テキストエディタで修正して、 csc ってやったです。

なんか、惨め;;

 #でも、コマンドプロンプトで出来上がったEXEファイルは
 #なんつうか、手編みのセーターみたいな
 #なんか、かわいい感じがした。ビジネスっぽくないけど。。
 

話を戻そう。
そうだ、既存プログラムから吐き出されるXMLを
手修正ってのは、
ありえない! わけだよ。

研修生だから手修正か?
馬鹿にすんなよ。コラ!

だって、このテスト終わったら、また別データのテストすることは
目に見えてて、そしたら、また同じ手修正をやらなきゃいけない。
そしたら、また俺が手修正だ。やってられるかアフォンダラ@!

こういうことは、プログラマ3大美徳の1である
「何事もメンドクサガル」という精神が絶対に許さない。

いや、ホント、今の仕事、そうもいってられないのが
つらいところなのだけど、私がコントロールを握った
部分では絶対にそれはあってはならない。

ということで、XSLTだよ。

まあ、もとのXMLをほんのちょっと修正するって言う用途は
あんましXSLTじゃないわけで、最初はどこからはじめてよいか
正直苦労したが、GOOGLE先生にしつこくいろんなキーワードで
聞いてみたら、みつかった。

W3Cの文書の中にある例として、
「もとのXMLをそのままコピーするXSL」という例があった。
らっき、早速つかいまーす。

んで、やっと、今回のゲリラには成功して、
大元のXMLをXSLで変換するという流れは、
既成事実的に認めさせることに成功したわけだ。

。。
なんか、自分の仕事のやり方っていつもこうだ。。
最初から権限があったら、数ヶ月のリードタイムがなくなるのに。。

なんで、技術のわかってない人間が、
技術の前線にいる者の意見を聞いて、
真剣にそれを考えないのだろう。 IT企業なのに。。

いつも、まわりみち、まわりみちして、動くデモを
自腹はたいた本で学習して作って、周りに認めさせて、、って
本当に遠回りだ。

恵まれた環境の人は、こんな苦労をせずに
普通に最高の技術環境でよいものが作れている。

・ちゃんと、周囲がJAVAやC#(C++でもいい)で開発している。
・Visual Studioを会社で買ってもらえる。。
・プロジェクトがCVSでソース管理している。
・XPやらアジャイルという言葉が通じる

ホント、そういう人は、自分が幸せなんだと思って欲しい。

アタリマエのようだが、そんなことすら適わぬ環境で
必死で回り道回り道してる人間がここにいるのだから。。
 #信じられないかもしれないが、私は上記全部叶っていません。。

そうだ、そんなことすら適わぬ環境で物作ってるのが
この企業なのだ。。
ホント、つぶれてしまえと時々思う。
いや、ホントにつぶれられたら、ちょっと困るけど。。

。。いや、やっぱそうしたら、新たな人生の1歩を踏み出す
  いいきっかけになるから、ちょっと希望かな。。

。。はぁ。。 

毒はいてみた。

確かにでっかい企業だ。
上層部はこんな詳細な話は知らないのだろう。
ケイエイだとか、森を見たりすることをしていて、
プログラマが使うツールなんか知ったこっちゃないのだろう。。

でも、やっぱ、知らないで済まされる問題で
ないはずだ。だって、

 生産性が低いから、
 高コストで
 どんどん客からそっぽ向かれてるという事実

がそこにあるわけだから。
なんで、そこに気づかないんだ。。

そら、末端が使うツールは細かい話だ。
だけど、末端は広いんだ。
何万人が末端やってるとおもってんだ。
物作ってるのは末端だ。

末端の生産性が倍(どころじゃないだろう)になるってことは、
コストも半減ぐらいになるわけで、ふだん「ゲンカリツ」だ
「コウスウ」だ、馬鹿みたいに鳴いてばかりいるスズメどもが
なぜ、このことを重要視しないのか、本当にわからない。

 #そういうスズメが、何の役にも立たずにピーピー鳴いてるだけだから、
 #コウスウ無駄遣いして、ゲンカリツを悪くしてるのに。。。

やっぱ、
末端をちゃんと見れない
経営者というのは、あり得ない!

いや、そら、普段やってる仕事からじゃ
そういう情報は拾えないのだろう。。

でも、普段読んでる経営指南書やらなにやらに、
「現場を見ろ」「現場に入れ」と書いてあるだろう!

よく考えたら、
ウチの社長様っちゅうやつも、
そういってるじゃん!

社長のいうこと聞けや!

たぶん、「人の言うこと」を聞けない人が多いのだろう。
「現場を見る」ということが、自分の職場において
どういうことなのか、正確にトランスレートできていないのだろう。

だぁぁぁーーーーーーーーーー!

イラツク。。
会社起こして、理想の仕事環境を作りたい
最高のモノ作り集団を作りたい。
世の中驚かすなにかを作りたい。

。。。
まあ、若造だよ。
確かにさぁ、経験も足らんし、アレだけどよう。。

はぁ。。
なんか、いい手立てはないものですかねぇ。

まあ、上記ストレス、以下の事実によって、
2倍ぐらいに増幅されて表現しちゃってますな。。まあいいや。

 Visual Studio 2003、個人で買おうと思ったら、
 8万とかするので、困ってるのだよ。。
 (2005もうすぐ出るのに。。)

そいだけ。

あーあ。。やだやだ。。
マイクロソフトも、ゲリラ用パックとか
作って欲しいもんだ。

いいもん作って、プロジェクトに認めさせるからさぁ


しかし、どうなんだろうな。。こういう自分、
こういう仕事の仕方ばっかりやってる自分、
未来はあるのだろうか。

 ・チャンスを見つけてモノにする

ということは、まあ、やってるさ。

だけど、圧倒的に、なんか、劣等感が否定できない。

だって、上記、「社内で」っていうカッコがついてるからな。
外で通用するスキルとは別な気がする。

 #「外にあるチャンス」は、組織ぐるみで、見過ごしまくってます。
 #
 #こんな馬鹿みたいに高コストじゃ、全部客取られるって。。
 #しかも品質低いし。。
 #
 #それで、仕事がないから、予算へらされて、
 #コウスウサクゲンサクゲン鳴いてると。。
 #
 #それで、「こんな安い仕事はウチの仕事じゃない」
 #とかのたまってる。。 
 #あー;;馬鹿馬鹿馬鹿!
 #
 #おまえ、いつまでもメインフレーム時代じゃねぇんだ!
 #
 #優秀な技術者がみんな外でて起業してて、
 #そいつらがライバルなんだ。
 #
 #人間が遊んでる状態で、何言ってんだ?
 #人が足らなくて、忙しくて、仕事取れないならエーよ。
 #ヒマなんじゃないの?我々?ん?
# っていうか、全社的には、金のなる木は、
 #キープしとけって感じではあるさ。
 #だけど、ウチの部って、問題児やってるとこなんでそ?
 #そんだったら、こういう仕事取ってなんぼだろ? ん?
 #んで、実力勝負 するんじゃないの? え?
 #実力勝負しちゃだめか? まけるから?
 #だーーー。。しねぇぇぇ
 #
 #ぜぇぜぇ。。 上司(だれ?)が見てないことを心より祈る。
 #いや、見ていることを少し祈る。 以上、本音です。

話もどって、と、現在の仕事人生の不安。。
それと、純粋技術面では、
ちゃんとアタリマエのことが出来てるチームで
仕事してる人間と比べる、たぶん、
圧倒的に、すべてのことの学習コストが高い。。

私には、グーグル先生と、市販の本しか先生がいない。
心から尊敬できる技術者が周囲にいない。

この問題は、なんとか解決したい。
オープンソースコミュニティなどに友人を求めるしかないのかなぁ。。

でも、既存のもののメンテやら翻訳やらには、あんまし興味もてないのよ。。
使うのも、実はめんどくさいぐらいなんで。。

はぁ。。

とにかく、やってくしかないな。
まだ私は「圧倒的な成果」というのは出していない。
エラソーなこといっても、「ほえてろ」としか言ってもらえない。

上司、人間として、とても尊敬している。
なんだかんだいって、私、上記のことはぶつくさ言ってきたし、
私の主張もそこそこは理解してもらっているような気もする。
(もっと真剣にきいてほしいが。。)

いま、こうやって、ニューヨークで一年あそばしてくれてるのは,
充電期間ということで与えてもらったものだと思う。
さらにいえば、余計な静電気を放電することも大事だ。。

あと4ヶ月で日本に帰る。3分の2が終わった。

そのとき、どんな仕事をするのか。
どんなことが出来る人間になっているのか。
そろそろまとめてゆかなくてはならない。

まずは、とにかく今の会社に最大限貢献すること。それを考えよう。
今のビジネスを愛し、システムを愛し、顧客を愛し、技術を愛する。
スベテはそこからだ。

親が子供に持つ愛、
上司が部下を育てる愛、

私は、いつも、そういうものを受ける立場でしかなかった。
今度は返す番だ。

ほえるのではない。
根気よく、説いてゆこう。

それが、きっと将来、もし人を導く立場になったときには、
必要になる一番大きなスキルだ。

上司が上、なのではない。
技術面では上司は下なのだ。
これは、アタリマエなのだ。

「勉強しなさい!」といったって勉強しないガキと同じなのだ。

どうしたらいいか。

きっと根気だ。

方向性は示さなくてはいけない。が
たとえ、聞いてもらえなくても、
こちらがふてくされたらだめだ。

どっちがオトナであるかというと、こっちがオトナなのだから。
飴とムチを使い分けて、少しずつ教育する。
これが大事だ。

私がムチを打つ必要はない。
ボロボロっと仕事をしている人間が、
ばしばし数字面で上司を鞭打ってくれる。
私は、上司に飴だけ用意すればいい。。

そうすれば、次第に何が大事で何が問題か、
しだいに、愛すべき上司殿は、理解してゆくだろう。

十分にインパクトのある、コントラストが際立った
そういう「飴」を用意できなかったら、それは私の能力不足だ。
上司をあーだこーだ批判してもショウガナイ。

実際、その私の用意できる飴が、十分に甘い、
魅力的なものでないのなら、
私の批判は的外れということになるのだから。

言葉より成果で見せる。

やってやる!

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