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2009年9月 6日 (日)

高速道路無料化に期待

私は、「高速道路原則無料化」に大賛成である。

先日の選挙では、この部分に賛同するという理由が80%を占める形で、民主党に投票した。
子育て支援も多少うれしいし、自民党にも失望してたが、そんなことは高々投票理由の20%にしかならない。
マニフェスト(の一部)であるこの政策(ビジョン)に賛同したから投票した。

ちなみに私は、今回同様の投票行動を行った大多数の方同様、民主党という党が好きという気持ちはほとんどない。むしろ、「反対のための反対ばかりしている馬鹿なやつら」ぐらいにしか思っていなかった。(特に鳩山氏。菅直人氏は結構好きだけど。。。でも友愛云々の演説を聞いて鳩山氏を少しだけ見直そうかという気持ちにもなっていた。)

なぜ、私は「高速道路原則無料化」に大賛成なのか。理由は、ほとんど以下サイトが説明してくれている。

http://www.yamazaki-online.jp/kaisoron/index.html

ちなみに、世の中で無料化の是非に関する議論が盛り上がっているが、議論することは結構だが、まず、このサイトを読んでからにしてほしいと個人的には思っている。
(月並みな「反対論」にたいする反駁もQA化されている。反対論をする人は、このサイトに反論してくれないと、その論に興味を持てない。)

要するに、
「国のあり方を変え、日本人が本当に豊かになるための第1歩が、この無料化なのだ」
ということだ。

・渋滞するのがいやだ。だとか、
・不平等だ、だとか、
・環境が云々だとか、

そういうちっちゃい視点での反論が最近目に付くが、
(それが世論を支配して民主党が約束を反故にしまいかという不安が自分にはある。)
そんなことじゃなくて、もっとみんな「豊になる」ことを真剣に
考えようよということがいいたい。

僕も、ここで上記サイトに書かれていることを繰り返してもしょうがないので、
「僕個人の想い」という差分のみを以下に書きたいと思う。

とにかく、私は、渋滞が大嫌いだ。

多くの人から時間を奪い、
精神的に荒ませ、
資源を無駄遣いし、
地球を汚す、
この現象をとにかく減らしたい。

渋滞するから反対という人もいるが、
僕は渋滞が嫌いだからこそ、
貧しい交通網のもたらす不便益を強く意識するからこそ、
無料化には賛成だ。

あ、ここを語りだすと、いくらでも語ってしまって止まらないので、
そこはおいておこう。「豊かさ」の話をしたい。。

僕は、高校生のときに、父の米国駐在があり、そこで
米国の豊かな生活レベルを目の当たりにした。
(そのときは高速道路網と生活レベルのつながりを意識できなかったが)

大学入試のために、ひとりだけ日本に残り、
日米社会基盤を実生活の中で対比し、
圧倒的な劣等感(所属する社会に対する)や人生選択を間違ったのではないかという思い(人生を営む場として、日本を選ばざるをえない自分)に苦しんできた。

これを何とかしたい、日本にもっと良い国になってほしい。
こういう気持ちで大学では社会基盤工学専攻した。


実際、今のままでは、
僕は、人生をかけて働いてお金をかせいでも、おそらく、
米国で見てきたような豊かな生活を実現できるような家には住めないだろう。。

並木の整備された、
住宅地の中の十分に広い生活道路から、
数メートルセットバックされて立ち、
(大容量収納としての)地下室があり、
屋内駐車場に自分の車、ドライブウェイに来客者の車が停められ、
週末に家族でちょっとしたボール遊びなどができる庭のある家。

こんな、「当たり前」であるべきことを実現できている家が、
日本では(普通の人では)本当に手に入らない。(たぶん)

都市景観はまるでどこでも、(欧米基準でいえば)スラム並み(発展途上国レベル)。
土地利用が根本から間違っているのが、現代のこの国の姿だと思っている。


大学で社会基盤工学を専攻し、高名な先生の授業を聞いても、感じられたのは、
 「みんな(有識者は)それはわかってる」
 「でも、かわらない、だれも変えられない」
ということ。

本気で日本を飛び出してやろうと思ってたので、留学も留年もした。
とても人生の選択には迷った。
それで、最後には、就職のときには情報処理系の仕事を選んだ。
でも、僕が人生をかけてやりたいことは何かと問われれば、
「日本を美しい国にする(戻す)こと」であることであり続けると思う。

この仕事を選んだのは、ネットやITの力で、例えば仮想現実(3Dゲーム等)などがもたらしうる日本人の美意識喚起や、情報流通がもたらす物流削減・一極集中回避など、そういうもので貢献できることのほうが
社会基盤の分野で自分ができることよりも大きいという個人的結論によるところも大きい。

んで、そういう僕なので、
山崎さんの快走論を読んだら、「これだ!」とならずにはいられないのだ。
(数年前、日系ビジネスオンラインでこの人の記事を読んだときから、「いいこというなぁ」と思っていた。)

高校生のときは、米国の豊かな高速道路網と、
豊かな生活レベルの相関に気付くことが出来なかったが、
快走論を読んで、それこに大きな関連があることに気付けた。


この閉塞感漂う日本を変えるには、
国家百年の計、というよりは10年・20年程度のスパンの
「夢が持てるビジョン」が必要であり、
そのビジョンを語っているのは「彼」(山崎氏)であるということ。
(他にもビジョンを語る人はいるだろうが、
 魅力的であるかという意味で、
 僕は彼のもの以外賛同できるものは知らない)

僕は、民主党というよりは「彼」に投票した。
(彼のビジョンを採用する党に投票したということ)

短期的には、局地的渋滞やらCO2増加なんてのもあるだろうけど、
それらは枝葉であり、いずれ解決が可能なものだ
日本が「美しい国」、世界の中で「恥ずかしくない国」になるために。
我々日本人が「豊かな」生活を送れるようになるために、
本当にその第一歩が「高速道路(原則)無料化だと思う」

高速無料化実現の暁には、
僕も、山梨か南千葉かどこかに300m2 ぐらいの敷地をかって
一度はあきらめかけた「ふつうの家」(米国的基準での)を建てて
そこを終の棲家としたいところだ。

・今の住まいを選んだ基準
http://akio.way-nifty.com/ja/2005/04/post_9616.html
 →僕は、狭い一戸建てに住むことは景観汚しに加担することだと思っていて、
  それで集合住宅を選んだところがある。

・今の車を選んだ基準
http://akio.way-nifty.com/ja/2005/12/post_6573.html
 →渋滞も嫌いだが、同時に、赤信号も嫌いであることを、強く意識している。

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コメント

車の購入と維持に何百万も払わされている国民にとっては、高速道路が無料化されても微々たる効果しかないと思いますがいかがでしょうか。

>車の購入と維持に何百万も払わされている国民にとっては、高速道路が無料化されても微々たる効果しかないと思いますがいかがでしょうか。

「家計がどれだけ楽になるか」という観点で高速道路無料化をみれば、確かに微々たるものでしょう。僕はそこに魅力を感じて「無料化賛成・万歳」といってるのではないです。

 #そりゃ、家計が楽になるに越したことは
 #ないですがね・・^^苦しいし・・

■無料化のメリット
http://www.yamazaki-online.jp/kaisoron/gaiyo/02.html
(↑前述のとおり、僕はこの人を支持しています)

僕が一番魅力に思うことは、「出入口を増やせること」、「日本の国土利用が一変する可能性があること」です。

日本の国土利用が「先進国として恥ずかしくないレベル」になってくれること。これが僕の夢であり、高速道路無料化はその突破口になる力があるからです。

(日本の社会資本の貧しさ)
http://www.jcca.or.jp/invitation/sihon/page3.html

■出入口を増やせる
----------------------
前述のリンク先にあらかた書かれていることですが、まず、高速道路無料化で料金所が不要になるため、料金所を増やすことができる。

これまで、出入り口=料金所をつくると、維持費(人件費)がかかるため、日本の高速道路の入り口は15kmに1つぐらいしか作れなかった。これが無料化になれば、料金所がいらないので(必要に応じて)3kmに人つぐらい作ることができるようになる。

たとえば、自分の家の近くでいえば、東名高速の横浜町田の次のインターは厚木になってしまう。(神奈川の話です。ちなみに距離は15.3km)

私の場合、箱根や伊豆に遊びにいった帰りに、厚木→横浜町田と通るわけですが、カーナビやラジオの情報で、横浜町田が混んでいたら、本当はそれを避けるべく高速を降りたいわけです。が、一つ手前の厚木で降りると、それはそれで15kmも一般道路を走らなくてはならなくなる。それだったら渋滞に突っ込んで言った方がまだマシだったりするわけで、突っ込んでいって渋滞を長くするのに貢献しちゃったりしてるわけです。

途中に出口がもっと沢山あれば、ちょうど渋滞の前で降りるようなことができるようになる。

それに、そもそも何で横浜町田が混むかというと、みんなが横浜町田で降りるから出口の料金所やらその先の国道が混んでいるのが理由だったりするわけです。3キロごとに出口があれば、集中がだいぶ緩和されて横浜町田の渋滞はおそらくなくなるか、だいぶマシになる。

実際綾瀬という中間地点あたりに1個インターを
つくろうという運動が以前から盛り上がっ
ていたけど、まだまだ実現しそうにない

http://www.pref.kanagawa.jp/press/0803/030/bessi2.html

おそらく、インターをつくる場所付近の環境影響は結構ありそうだし、反対も起こりうる。そういうわけでアセスメントやら何やら慎重にことを進めなくてはいけないんだろう。(ただの想像ですが)

そりゃ、鬼のように渋滞する厚木インターと、これまた鬼のように渋滞する横浜町田インターの間にできるインターといったら、大気汚染やらアクセス一般道の渋滞など結構激しいことになりそうなのは誰だって想像しちゃうわけで、僕がそこの住民だったら反対するやもしれない。

でも、間に4つインターを作るっていうことならどうだろう。影響は4分の1に分散されるわけで、問題は大きくはならないだろう。

以上、「道路単体」でみても、無料化の意義は大きく、皆がハッピーになる施策だと考える。

■国土利用がマシになる
----------------------
さらに、(ここまででだいぶ長くなっちゃったので、サラッと書きますが)
新設される出入り口付近でのビジネスが盛り上がることや、通勤圏が広がる効果(山梨や南房総から京浜地区に通勤が可能となること)による都市一極集中の緩和効果が、国土利用の適正化を大きく推し進めてくれることにとても期待しているということです。


自分の懐が楽になる云々ではなく、
国家が進むべきビジョンをちゃんと示しているのが「高速道路無料化」という政策だと僕は思っていて、僕達日本人にとって夢の持てる未来のシナリオを描いているからこそ、期待し、支持しているということです。

出入口を作る場合には、減速車線や加速車線の用地購入と整備も必要になります。料金所が必要ないので一番単純なダイヤモンド型のICで済みますが、それでも土地代を入れて1カ所あたり何十億かかかります。

ETCになってから、SAやPAを利用して出入ができるようになっている所もありますが、一番安い方法をとっていると思います。

もっとも、首都高速等では加速車線の短いランプもありますが、高速に入るのに勇気が要ります。

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■高速道路無料化に期待(ある異邦人のつぶやき) というエントリーとそのリンク先を見て、 おー ふむふむ なるほど と思った 確かに、そくこーろーどーがりょーむーになったら、 いろいろなことが起きるんだろうね。 イイことも悪いことも。 リンク先のさらにリンク先の ■山崎養世(やまざきやすよ)の日本列島快走論 では、 「Everybody大丈夫、悪いことはあっても、メリットのほうがデカイぜ?」 ということが書いてある。 読む前は ・金はどうすんの? ・働いてた... [続きを読む]

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