« 大倉山公園で梅見 | トップページ | はるくん語(2010.3) »

2010年2月21日 (日)

三浦の河津桜 ~洗車場の悲劇を乗り越え~

P2210010今日は紆余曲折の末、三浦で素敵な河津桜を見ることができた。大渋滞覚悟でわざわざ伊豆まで行かなくとも、春の訪れを感じて心ときめくことができる、三浦の河津桜。非常にオススメです。


計画

昨日、梅見から帰ってきて、何気なくテレビを見ていたらNHKのニュースで松田(神奈川)の河津桜の話題が流れた。

えっ!
河津桜って伊豆の河津町以外でも見れるの?

ということで、早速Webでしらべたところ、確かに松田(東名の大井松田インターの)で河津桜咲きまくりで桜祭りをしているようではないか!

しかも、もっと調べてみると、三浦半島は三浦海岸のあたりでも
ちょろっと河津桜を楽しめるようだ。

ということで、昨晩のうちに、今日は
我が家から一番手軽にいけそうな、
三浦の河津桜をみにいくことに決定した。

ということで本日のプラン

1.三浦の河津桜を見る。
2.車のシートが汚れてきたので、車用掃除機をみる。
3.昨日購入したデジカメのUSB充電を車のシガーソケットからやるための器具を買う。
4.4年前に購入した無印の電子レンジが壊れたっぽいので、新しいレンジを電気屋で検討する。

2番以降は、ここまで前フリがないが、まあ、
人生色々あってブログに書けるのは1%以下なわけで、
しょうがないのだ。

インターネットで色々調べたところ、
2については、車の中で使えるハンディクリーナーの類は
吸飲力がショボイので、巷の洗車場で毎回100円か200円払って
掃除したほうがよいという結論となった。

3については、以前購入した携帯電話充電用の器具が
既にUSBのI/Fを持っていることが判明。特に新たに
なにも買わずに車から充電できそうという結論となった。

ということで、プランを更新

1.家の近くの洗車場に行ってみる。
2.三浦の河津桜を見る。
3.帰りに電気屋による。

早速、まずは家から車で2分の洗車場に向かった。

はじめてのコイン洗車場

今の住処に引っ越してきてもうすぐ4年になるが、
この洗車場に来るのは初めてだ。というか実のところ
コイン洗車場なるところに来ること自体初めてだったりする。
いつも洗車は集合住宅駐車場内にある
簡易洗車設備で済ませてしまっているためだ。

さて、今回は車の外側を洗車することが目的ではなく、
はるくんの「かにパン」やらなにやらの食べかすで
目も当てられないぐらい汚れてしまった車内を強力掃除機で
キレイにするのが目的である。

しかし、コイン洗車場というところに来たのは初めてだったので、
何がどこにあるのかさっぱりわからず非常に迷った。

あれこれキョロキョロ見回しながらやっと掃除機を見つけ、
そこに車をとめて早速100円を入れてみた。

100円で5分と書いてある。 

むむ・・ まだ動かないな・・
良く見ると印刷がハゲかかった「運転」ボタンらしきものがあるのでそれを押してみる。

おっ・・ 動き出した。

ということでまずは車内を掃除しまくり。
結局5分ではたらず2コイン目を投入し、10分でおおかた
車内はきれいになった。

なかなかいいな。コイン洗車場。

ジェットで洗う!

車内がきれいになったところで、
土ボコリで汚れた車外もきれいにしたくなってきた。

そこで、車外洗車の機械のあるところに車を動かし、
600円を投入してジェット噴流で車のそとも掃除してみた。

こちらも機械の使い方がよくわからず迷ったのだが、
結局大失敗をしてしまった。

途中で泡の洗剤をかけたあと、
本来10分かけてゴシゴシすべきフェーズで
「中断」のつもりでボタンを押したところ、
ゴシゴシフェーズをスキップしてしまったらしく、
せっかくかけた洗剤をこすらぬまま
すすぐ羽目となってしまったのだ。

結局、そのせいか、
汚れがちゃんと取れなかったのだが、
「うーむ。なんて不親切な機械だ」
と思いつつ、一つ勉強できたのでよしとした。

というのは、ジェット噴流で車を洗うってのが
あまりに面白かったので、おおらかな気持ちになってしまったのだ。

その後、妻が「無料でマットを洗う機械」なるものも発見したため、
さらにその機械の横に車を移動し、私は今ジェットですすいだエクステリアを
からぶきする役を、妻はマットを洗う役をお互い少し興奮気味でせっせとこなした。

そして、そんな中で、悲劇は起こった。

洗車場での悲劇

自分が雑巾をしまうためにトランクを開けようと思ったときのことだ。

む・・開かない。

すかさず妻に尋ねる。

「ねぇ、扉開けてよ。」

すると、妻は

「え?私も開けられないよ?」

・・・

気付けば、はるくんがにこにこと運転席に座っていて、
僕の鍵は車内の上着のポケットの中。
妻の鍵は車内のかばんの中という状態。

・・・
あ・・れ・・・?

「デッドロック成立~」

どうやら、得意顔で運転席に座っているはるくんが
扉ロックボタンを押して閉まったようだ。
いわゆる変則的ながらキー閉じ込めという状況が発生してしまったのだ。

そのときは、何が起こったのかサッパリわからず、
我々が事の重大さに気付くには約5秒か10秒を要した。

寒空の下、父と母は車の外に締め出され、
1歳の息子は車の中でニコニコしている・・・

あたふた
状況を打開するには以下3つのオプションしかない。

1.彼がもう一度扉ロックボタンに興味を示して
  それを逆向きに押してくれること。
2.JAF的なところに頼る。
3.ここから50KM離れたところに住む両親に
  スペアキーを持ってきてもらう。

結局我々は、その3つすべてにすがった。

まず我々は扉オープンボタンを押してくれと
色々なジェスチャーや言葉がけ必死にではるくんに訴えた。

言葉もわからず状況もわからない彼は、
ガラスの向こうでニコニコこちらのジェスチャーのマネなんかをしている。

先ほどまで照っていた太陽が陰ってなんだか寒くなってきた。
しかし上着は車の中だ。。

たまたま携帯電話がフリースのポケットに入っていたので
いつも世話になっているホンダのディーラに妻が電話を入れてみた。
何度かやり取りするなかで、状況を理解してもらえたようだ。
状況打開のための策(JAFを呼ぶか別の方法があるか)を検討してくれるそうだ。

一方、それでもなんともならない事態に備え、実家にも電話をいれた。
ここにきてもらうには片道2時間近くかかるのだが、
状況を説明しつつ「鍵もって来れるよう出発準備して」
と無理な依頼をする。

車の中のはるくんは、まだ状況がわかっていないようで
ニコニコしているが、彼が泣き出すのは時間の問題だろう。

実家の側は母と妹が車で近所に買物に出かけてしまっていたらしく、
色々と連絡が錯綜した。その間にも、はるくんに「アンロックボタン」を
押してもらうための努力は続けた。

どのくらいの時間が過ぎたのかは覚えていない。


F1000191慌てていた僕の感覚では20分ぐらいに感じたが、実際はもっと短かったのかもしれない。 ついにはる君が異常に気付いたのか、顔が泣き顔になってきた。そしてその10秒後には、ガラスの向こうで大声で大声で泣き出した。


F1000192何もしらずに泣きじゃくるわが子を見るのはとても心が痛んだ。だっこしてあげたくても、ガラスが邪魔して何もできない無力感。

妻は、安心させようと、
がんばって笑顔をつくっていたが、
同じように心が痛かったと思う。。

そんななか、ディーラさんから電話が入った。



調べてもらった結果、以下のようになるとのことだった。

・JAFに依頼すると、きてもらうのに1時間かかる上に、
 特殊な鍵なので開けられるか分からない。

・一方で鍵屋さんに頼むと30分で来てくれて、確実に開けられるとのこと。
 どちらも料金は1万3000円ぐらい。

我々は鍵屋さんにきてもらうことにして、ガラスの向こうで
すがる様に泣くわが子に何も出来ぬまま、寒空のもと
上着なしで震えながら待つことにした。

Honda Cars横浜南東戸塚店のNさん

しばらくして、鍵屋さんが来る前に、
ホンダのディーラのNさんという方が来てくれた。
彼は鍵を開けてくれるわけではないが、
絶望感と無力感の中にあった我々の話し相手に
なってくれて、勇気付けられ、とても嬉しかった。

ディーラのNさんは、車の中で泣いてるはるくんに
「おぉ~・・かわいそうだねぇ・・」と一緒に声をかけていただき、
しかも、僕が寒さでクシャミをしたとき、
はっとした表情になり、上着を脱いで、
同じように寒そうにしていた妻に「どうぞ」と着せてくれた。

おお・・ 何たる鏡のような営業マン!
僕は次もホンダ車を買う決意をしましたよ。
次の車検もディーラさんでお願いすることが決定しましたよ!

そして、はるくんが泣きつかれて寝てしまったころ、
鍵屋さんが到着し、すぐに作業にとりかかってくれた。
そのとき、僕らには鍵屋さんは神様に見えた。

しばらくすると、鍵屋さんが首をかしげながら
携帯電話を取り出してなにやら電話をしたりなんかしだした。
結構複雑な鍵なのか、手こずってしまっていたようで、
色々なにやら良く分からない用語で質問をしている。

ちょっと不安になったが、今我々が頼れるのはこの方だけである。
神様である。「大丈夫ですか?」などと聞くのは畏れ多いと思い、
とにかく震えながら作業を見守った。

・・・結局20分~30分ぐらいかかっただろうか・・・

かちゃっと言う音と共に、ロックがはずれ扉が開いた。
その音で起きたはるくんを救出し、なきじゃくる彼を
ママはめいっぱい抱っこしてあげた。

鍵やさんとHonda Cars東戸塚店のNさんにお礼をして別れ、
上着を着て震えながら車内に戻った僕らは、
自分たちの不注意で1万3千円のエクストラの出費と
1時間以上のタイムロスがあったにもかかわらず、
なんだか達成感・克服感に包まれた。

実家に「開いたよ~心配かけてゴメンネ~」と電話をし、
予定通り三浦に向かうことにした。

三浦の小松が池公園へ

P2210009結局目的地についたのは4時過ぎだったろうか。横横経由で三浦市の「小松が池公園」というところを目指したのだが、
途中横須賀PAによろうとして、間違えて手前の横須賀ICで横横を降りてしまい、そこから意地をはって下道を使って目的地にたどり着いた。


P2210017
京急の終点、三崎口とその手前の三浦海岸の駅の間、
電車沿いの道に植えられた河津桜。

桜の下には菜の花も植えられており、
菜の花と桜と青空のコントラストがとてもキレイだった。

はやる心をおさえつつ、
我々は駐車場を探した。

あった。
Webに書いてあった臨時駐車場。
1日400円。良心的だ。

車を降りて我々はベビーカーを押して
散歩道に向かった。



P2210012桜色、黄色、黄緑、水色。
カラフルな色は完全に春の色で、
自然と心がウキウキした。

F1000177


素晴らしい!
寒くて憂鬱なこの季節に春を感じられること。
これがどんなにうれしいことか。
F1000179

この付近の地元の方が地域活性化のために一本一本植えたそうだ。
なんと素晴らしい。

池のまわりの散策
電車沿いの散歩道を案内にしたがって進むと
池のほとりに入るための階段があった。
そしてその先に階段を下りて電車の下をくぐる散策道が続いていた。

散策道がなんだか楽しい。
池のまわりの湿地をあるくため、
長野あたりの湿原にある木道のような感じになっているのだ。(金属性だったけど)

F1000181
湿原風の散歩道を進むと目的の小松が池についた。
池には鴨が遊び、
ほとりには河津桜が咲いていた。

桜を楽しむ人々が10人ぐらい。
そして、堤の上の道路には、
池の向こう側から眺めつつ、ずっと
楽しみにしていた大判焼き屋が。

F1000184しかし、ここについたときには、ちょうど店じまいしてしまったところで、あったかい大判焼きにありつくことはできなかった。



かわりに水筒に入れてきたあったかいお茶を飲んで一服。
至福のひとときだ。



P2210032散歩をしていて気付いたが、
「紆余曲折の末にたどり着いたこの景色」
ということも多少プラス要素になったのかもしれないが、
僕らは、丘がちな地形に畑が広がる景色に魅了されていた。

「いずれはこんなところに住みたいね・・」
「そうだねぇ」
「ほら、あそこの家が洋風だったら、
 なんだかテレビで見る、フランスの農村みたいじゃない?」

ホント、通勤さえなければ、こういうところに
住めたらいいなと思う。

F1000185広い庭で地域の景観向上に寄与できる家。
いずれそんな家に住める日を夢見つつ、
夕日をみながら、
「明日からの仕事もがんばろう」なんて思えた。
理想的な日曜日だった。

« 大倉山公園で梅見 | トップページ | はるくん語(2010.3) »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

おおー、桜満開だ-.
いいねー.
デッドロックは怖すぎる・・・.

三浦の河津桜、
まだ穴場っぽくて、
おすすめだよ~

ホンダのキーレスエントリーシステムってやつ、
デッドロックが起こらないように、
そこそこうまく設計されてるんだけどねぇ・・

車内でロックボタン押す人が
1歳児であることまでは想定されてないようです。
(想定したところで何もできないけどさw)

ということで、

◆再発防止策
 運用を見直し、鍵は上着のポケットに入れず
 ズボンのポケットに入れることと致します。

ちなみに、今気付いたけど、本文の最後、
>理想的な日曜日だった

子供閉じ込めといて、
理想的はないだろ! 

とセルフで突っ込んどきます。^^

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/34023/47630732

この記事へのトラックバック一覧です: 三浦の河津桜 ~洗車場の悲劇を乗り越え~:

« 大倉山公園で梅見 | トップページ | はるくん語(2010.3) »

Haruya's Violin

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のトラックバック

無料ブログはココログ