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2011年4月の5件の記事

2011年4月30日 (土)

石巻出張

仕事で石巻に行った(1泊出張)。

とあるボランティア現場への無償システム導入がミッション。
ゴールデンウィークを一部返上での仕事になったが、
いろいろと得るものは大きかった。

石巻には10年ほど前に出張で来たことがあった。
だから、仙台駅や仙石線の風景はかすかに記憶があった。

今回も仙台までは新幹線。そこから仙石線だ。
仙台駅にはパッと見、震災の爪痕はもう残っておらず、
昔の記憶どおりの駅だった。

そこから仙石線に乗り換えた。10年前、
ローカル線のような名前の仙石線が、実は
仙台駅付近では地下を走っており、
まるで東京の地下鉄ような都会的な雰囲気
であったことに驚いたのだが、
今回もその雰囲気はそのままで、震災という
言葉を微塵も感じさせなかった。
しかし実際のところ、この仙石線、
今回の震災で被害を受け、東塩釜という駅までしか走っていないという。

仙石線に乗って数分後、地下区間を抜け、地上に出たが、
周囲の風景は至ってふつうだった。
様子が変わったのは電車に30分ほどゆられたあと。
塩釜を超えて終点の東塩釜駅にもうすぐ
到着するというあたりからだった。

東塩釜の前は、ちょうど高架になっていて、まわりを広く見渡せる。
ところどころ明らかに建物が建っていたような区画がまっさらに
なっていて、がれきが散乱しているような場所があった。

なるほど。やはりここは被災地なんだとここで初めて実感した。
そして駅に近づくについれ、被害が数区画連続するようなところも
出てきて、そのたびに「あっ」となる。

「明らかな爪痕」を見せつけられたところで、仙石線電車は
現在の運行区間終点である東塩釜につく。

さびれた駅前広場では、
本来は植え込みとして設計されたような「島」の部分に
中型のボートがひっくり返った形で安置されていた。
明らかに場違いなところにこんなものが置きっぱなしになっているという
事実がいろいろなことを語りかけてきた。


その駅前広場から、タクシーにのって石巻に向かった。
国道を走り、松島を抜けて石巻に至るルートだ。

松島が相変わらず美しかったのが少しうれしかった。
というか、桜咲く4月29日、春うららかな日差しの中の
松島は「とても」美しく、心癒され、今度はちゃんと観光で来たいなと思った。

運転手さんの話だと、松島が防波堤のようになったことで、
他の場所と比べて圧倒的に被害が少ないらしい。

しかし、ゴールデンウィークだというのに、観光客はほとんど皆無。
あとで聞いた話だが、今は訪れるボランティアのみが観光産業を
支えているとのことだった。

(中略・・仕事・・中略)

よる、松島で食事と酒をいただいた。
店の主人によると、この店にも人の身長ほどの水が押し寄せ、
いっとき店は滅茶苦茶になってしまい、やっとのおもいで
数日前に再開したばかりだという。

一度はもう人生が嫌になって、すべてを捨てたくなったが、
やってくるボランティアたちの存在に励まされ、
やっぱり店を再開しようという気持ちになったという。
 「役に立つ立たないではなく、来てくれる気持ちがうれしい」だとか、
 「東京の人は『ひとりじゃない』とか繰り返し流される
  ACのコマーシャルにうんざりしてるかもしれないけど、
  僕らには本当にああいうメッセージが必要」だとか、
そんな話をしてくれた。

(中略・・仕事・・中略)

帰りにタクシーの運転手さんが、
国道をそれて、本当に被害の大きかった
海沿いの道を通ってくれた。

津波の被害のものすごさに圧倒された。

やはりテレビで見るのとは違う、
田んぼの真ん中に車がひっくり返って転がっている風景は
国道からも確認できたが、海に近い場所では、
電信柱や松の木がボキボキに折れて、
水路にバスが沈み、電車の線路が枕木と一緒に
空中に梯子のようなアーチを描いている。(東名駅)

自分の頭の中にある「どこかで見て知っているビジュアル」
の中で一番近いのは、東京大空襲や広島原爆後の焼野原だとか、
コソボやイラクの破壊された町並み。。だろうか。
逃げるところなんてどこにもない。おそらく多くの方がこの中で亡くなったんだと思う。
一生忘れられない「世界」がそこにあった。

帰りは仙台から「はやぶさ」に乗ってかえってきた。
デビューして数日で震災を迎え、しばらく活躍の機会がなかったようだが、
仙台までが復旧したことを受けて戻ってきた「はやぶさ」の雄姿は
なんだか頼もしかった。

みんなが復興のシンボルをたたえるような表情で、
思い思いに携帯等で写真をとっていたのもなんだかうれしかった。

2011年4月25日 (月)

スズキメソードでバイオリン

はるくんも3歳になったことなので、
バイオリンレッスンの見学にいった。

僕が5歳のときに始めたのと同じスズキメソードだ。
さらにいえば、私の母も子供のとき
スズキメソードのバイオリンをやっていたとのことなので、
彼は3代目になる。

昨年いちどだけ、おともだちのS君といっしょに、
鎌倉で非スズキメソードのレッスンを受けたが、
値段が高いことと、2歳ではさすがにまだ早いかな
ということで断念した。

しかし今回は続けること前提の本気モードだ。

2011年4月10日 (日)

Lady GAGA - Born this way ( AU/KDDI販売の Motorola XOOMのCM)

先日米国AmazonでMotorolaのXOOM(Wifi)を買ったが、
4/8に日本でもau/KDDIからも発売されるということで、
TVCMが流れるようになった。

Lady GAGA のBorn this wayという曲のPV的なものが
XOOM上で動いているような構成のCMだ。

土曜日にこのCMをみて、まず「あ、おいらのXOOM君のCMだ!」
と注目すると同時に、お、かっこいいなこの曲、
なんだっけ、マドンナのあの曲か?と
そのときは曲名を思い出せなかったが、
Express Yourselfのことが頭によぎった。

ここ10年ほどほとんど新しい音楽を聴かなくなってしまった
自分は、Lady GAGAというアーティストは名前を聞いたことが
ある程度でしかなかったが、今回これをきっかけに、一気に好きにな
ってしまい。さきほどついにシングルCDを買ってしまった。
自分でもびっくりしている。

Express Yourselfとかに見られるような
7th(Vsus4?)をなぞるようなメロディラインは基本大好きなので、
僕がこの曲が好きになるの自然の流れではある。
しかし好きになるプロセスが、今回僕的には新しかった。

 1.CMで音楽がかっこいいなと思う。
 2.ググる(Xoom KDDI 商品名で)
 3.誰かのBlogで、曲がLady GAGAのBorn this way という
   曲であることを知る。
 4.YouTubeで曲とCMを検索して、確かに1で
   かっこいいと思った曲がその曲であることを
   確かめる。
 5.YouTubeで検索していると、同じ曲を
   世界のいろいろなアマチュアミュージシャン
   (一般人)が、コピーしているのとかを見つける。
 6.東南アジアっぽい顔立ちの10歳ぐらいの女の子
   ラテンっぽい20歳ぐらいの女の子など、
   みんな本物と比べればそりゃ上手くはないけど、
   この曲が好きだっていう気持ちが伝わってくる。
 7.歌詞のサイトに飛んで歌詞を見ながら、聞いてると
   なんだか感動してくる。
 8.電車でも聞きたいと思って、XperiaでMP3を聞く
   方法を色々しらべる。
 9.結局あやしいアプリをいじってたら、ダウンロード
   できてしまった。
 10.ヘッドフォンで何度もきいてたら車でも聞きたくなる。
 11.カーナビのマニュアルを読んでどうしたらいいか考える。
 12.結局CD買うのがいいかなという気持ちになって
    HMVでシングル購入。
 13.ちなみについでにExpress Yourselfも車で聞きたくなった
    のでマドンナのベストCDも一緒に購入。

いやー。まさにAISASでしたっけ?サーチして引っ掛けて始めて
購買意欲がわいてくるというやつですね。

しかしすごい。10年以上ぶりに若い音楽を買った・・

ちなみに、上記過程の2-4ぐらいのところで
ネットでLady GAGAやらこの曲やらのことを調べたのだが、

 ・結構売れてる
 ・マドンナのパクリだという批判が結構強い
 ・というかみんなExpress Yourself に似ているといってる。
   (やっぱりかw)

まあ、確かに似てるかなとは思うけど、僕はあれはアリだと思う。
以下そのことについて書いてみる。

まずビジネス的にみたときは、
前述のように、僕みたいにGagaをきっかけにマドンナの
CD買っちゃう人が一定数はいる気がするわけで、
「パイを奪い合う」構図にはなるまいと思うこと。

 #みんなが「似てるよね」なんていうことを話題にすれば
 #するほどおそらく双方にメリットが出る。

なにせ、自分は「似てる」ということで久々に聞きたくなって
結局マドンナのベスト(3500円)をついでに買っちゃってるのだ。
本当に買いたかったGAGAのシングルはたったの800円だったわけで、
ここだけみれば、マドンナがGAGAにお金を払うべきなん
じゃないかとすら思う。

それと、創作のあり方(パクリ云々)に関する態度としても
実は個人的には問題を感じない。

学生時代にそこそこ本気で音楽を
やっていた時の僕だったら、どうだったかわからないが、
いまや僕は完全に音楽を受身で享受するスタンスの人間だ。

そこには「ただ心を動かしてくれる音楽を求める」
という「本当に純粋な気持ちだけ」が存在している。

 #実は音楽をつくる側の人の多くが忘れがちな、
 #なかなか貴重なマインドだろう。

で、こういう「純粋に音楽を愛する魂」からすると、
著作権やら知的財産云々なんて実はどうだっていいんだよね。

音楽やその周りでメシ食う人が騒ぐのはわかるし、
15年前の僕のように音楽通を気取ろうというような邪念
がある若者だと「なんだよ、パクリじゃねーか、駄目だな」
なんて思ったりしたわけだけど、今の僕は、

 ・どんだけ心が、体が動くか、
 ・どんだけ歌いたくなるか、
 ・どんだけ聞きたいと思うか

という純粋な受け手の気持ちしかない。


すると、Madonna のExpress Yourselfと
GagaのBorn this way の優劣やらパクリパクラれは
どうでもよく、聞き比べて楽しむことが可能な
2曲の音楽になるだけなのだ。


音楽の歴史はパクリの歴史といったら
いいすぎかもしれないけれど、
http://kuzunoha.kantate.info/bagus/classicalmusic_005.html
例えば僕が知っている中でも、Vivaldiの四季の冬の有名な2楽章
Largoのメロディは、実は20-30年ほど前の同じイタリアの作曲家
であるCorelliがつくったとされるある曲とほとんど同じらしい。

音楽に限らず世の中に純粋な創作というのは
ほとんど存在せず、創作とは見方を変えれば
すべてパクリの組み合わせなのだという考え方があるけど、
僕にはこの考え方にある程度納得している。

Born This Way をパクリだといって、これを楽しむことを
放棄してしまうのは、実は著作権やら知的財産やらという
社会の枠組みにとらわれちゃって、本質である「音楽」
の楽しみにリーチできないという、勿体ない話なんじゃないかと思う。

Born This Way の Country Road Versionを聞くと、この曲の
メロディが実はカントリー調の音楽としても成り立つという
発見がある。おそらくExpress Yourselfのメロディではこういう
アレンジはちょっとつらいだろう。
これはBorn This Wayが単純な劣化パクリではなく、
そこに新たな価値や可能性が乗っているひとつの証明だと思うのだ。

無論そんなまどろっこしいプロセスを経なくても、
バックのワイルドに歪んだシンセや、単純に歌詞が
伝えるメッセージも、さらにいえば背景にある
「音楽の魂」がぜんぜん違うわけで、それだけでも、
コード進行やらメロディが似ているからといって
この曲を「単なるパクリ」で片付けるのがいかに勿体無いか
を雄弁に伝えていると思う。

ひとつ面白いなと思うのは、au/KDDIのコマーシャルが
XOOMのCMにこの曲を持ってきたということ。

さっき、この曲が「パクリと創造性に関する議論を
喚起する力」を持っているということ、そして
「表面的なパクリ」とは対照的な「創造の魂」について
書いたわけだけど、まさにこのXOOMって製品は、
この曲そのものなんじゃないかと思えるのだ。

XOOMは、ITあんまり知らない人から見たら、たしかに
1年前に出たiPadのパクリやらiPadもどきという表面的な批判に
さらされる。

でも、ちょっと聴き込めば(使ってみれ)わかる、
Android3.0 タブレットの切り込み役としての革新性や、
総Apple化で無個性化する世界に対する反骨の「魂」、
そして多様性賛美のメッセージがそこにある。

自分は2週間弱(米国発売3/27, 日本4/8)が待てず、
米国AmazonからXOOM買っちゃったけど、
CMにBorn this wayを選んだAU/KDDIの心に「いいね!」
って思うし、付属品の類は今後AUから買おうかなと思う。

今や、なんだかGagaのあの曲のCMの商品を持っていることが
自分に恍惚的な感情をもたらしている。

XOOM万歳, GAGA万歳だ

追記: あとでちょっと調べたら、AUはXOOMだけでなく、
     全般的に最近GAGA使いまくりなのね。。 
     Docomoユーザなので、これまで興味なかったらから全然スルーしてたw

2011年4月 5日 (火)

XOOMが来た!

アメリカのAmazonで買ったMotorola Xoomが本日届きましたよ^^
なかなか使いやすくいい感じ。

まだ日本語環境をつくれずにいるけど、まあ、
マーケットは自動で日本語になったし、
メールだの地図だのYouTubeあたりは日本語できてるし、
そこそこ使えてる。

2011年4月 2日 (土)

家族再会と掛川花鳥園

4/1 疎開していた妻子が帰ってくることになった。

ちょうど金曜日が静岡出張だったので、兼ねてから課題であった
掛川花鳥園の観光を兼ねて掛川で再会することにした。

妻と再開できることも無論うれしいが、なにより
かわいい息子との再開は、言葉にできないようなうれしさだ。

 「はるくん、かえってきたよー」
 「ぱぱ、えんえんないた?」

うん。
うん。
うん。 ( > < ) /

駅南のイタリア料理屋さんで再会のディナーをいただいた。

翌日、4月2日ははるくんの3歳の誕生日。
この日を一緒に過ごすために、帰ってきてもらったのだ。

朝一番で掛川花鳥園に入った。

キョロちゃん(オオハシ)が腕の上に載ってくれたり、
最近メディアで有名になった「ポポちゃん」(ふくろう)にあったりできて、楽しかった。

帰り道、ガンダムを一目見ようと静岡で高速を降りてみた。
先日公開期間を終わったということだったのでまだあるか不安だったが、
東静岡駅前につくと、ちょうど片づけ中らしく、頭がない首から下だけのガンダムを拝むことができた。

うーむ。

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