« 第19回 J専レッスン | トップページ | 第20回 J専レッスン »

2015年10月24日 (土)

Beethoven交響曲5番

神奈川県青少年交響楽団で、いまはるやと取り組んでいるのはこの曲、いわゆる「運命」として有名なあの曲です。

来る12月23日(祝)のコンサートに向けて日曜日の午後に練習に参加しています。

パパ的には、小学生時代に「あー!ジャジャジャジャーン! 宿題忘れたー!」とか、そういう馬鹿っぽい文脈で何度となく口ずさんだフレーズを大真面目に弾くことになるわけで、なんだか気恥ずかしい部分もあります。が、やはり名曲と言われてあれだけポピュラーになっただけことはある魅力あふれる曲ですね。

前回のモーツァルトのときははるやは2nd, パパは1stとパートが別れてしまい大変でしたが、今回は、はるやもパパも1st Violin。練習では同じプルトではるやが表、パパが裏という感じでやらせていただいています。
(プルトとは⇒http://ameblo.jp/sayoneco/entry-11913790090.html

はるやも最近スズキの教本5巻に入り5ポジションを使う機会も増えてますし、音階練習も2オクターブのものをやり始めて7ポジまで使うようになってきました。今回1st バイオリンの表をやることで、オーケストトラ練習でも4ポジ-7ポジあたりを使うことになり、ちょうどいいタイミングだなと感謝しています。

とはいえ、今のところ我々父子のプルトのやりとりは、「はい、ぼんやりしない。すぐ用意!」「ちゃんと、先生のお話きいて!」「ちゃんと楽譜みてる?」でほぼ90%です。はやく音楽的なやりとりができるようになるといいな・・・

ちなみに・・・ 神奈川でオーケストラ楽器をやっている小学生以上のお子様をお持ちの親御さん。神奈川県青少年交響楽団、(ご一緒に^^)いかがでしょうか。

この神奈川県青少年交響楽団、私たち父子からすると結構魅力的な場所だと感じているのですが、団は今団員不足が大きな課題になっており、全パートもれなく募集中です。そこで勝手ながらチョイと非公式ご紹介を書いてみようかと思います。

ちなみに、団としてのオフィシャルな団員募集はこちらです。
http://www.kanagawa-youth-orch.org/contact2/
これを踏まえて、ここを読むだけでは伝わらない、何回か見学するだけでもわからない、このジュニアオケの魅力を書いてみます。

まずひとつめの魅力は時間的・心理的気楽さです。ホームページにあるとおり「毎週日曜日12:00-16:00練習」というのが原則です。平日が練習日だったらサラリーマンであるパパ的には送り迎えも参加も見学もできないわけで、そもそも選択肢に入りませんので、これはこれでよかった。

しかし最初私がこれを見た時には実は結構身構えました。「もう日曜日に家族でドライブにいくとかできなくなるなぁ」なんて感じで。しかーし、はじめてみたらそんなことはありませんでした。案内には書いてありませんが今のところこのオーケストラは「練習には必ず来てください。練習に来ない方には様々なペナルティがあります」という感じとは真逆の文化です。団長はとてもやさしい上品な物腰のかたで、「無理をなさらず、出られるときだけ出るのでいいですよ」とおっしゃってくださいました。また、小1でまだ集中力的に長時間の練習や大量の曲の学習に耐えられないウチのような子には、半分だけ出るというような調整もしていただいています。なので、実質「都合のよい日曜日の午後2時間ほど」が練習参加です。

実際、運動会や旅行など、色々と予定がぶつかって休ませてもらいながら参加していて、そのとき「ああどうしよう、ご迷惑おかけしちゃうなぁ。」とかそういうのが少な目でいけるのは、精神衛生上とてもいいことかと思います。

結果的にはドライブより楽しくて有意義なので、ドライブには滅多にいかなくなりましたけどね^^

もうひとつは経済面での気楽さです。月謝が3500円/月、それしかかかりません。年2回のコンサートの参加費やチケット販売ノルマのようなものも一切ないのです。県立の立派なホールをバッチリ使わせて頂いて、入場無料のコンサートに無料で出られる。これは結構驚異的なことかと思うのですが、ポイントは神奈川県がバックについた団体であるとことだからかなと推測しています。現在の練習場所のかながわ考古学財団音楽室(旧県立野庭高等学校)というところは電車でのアクセスは悪いですが、車を無料で停めさせて頂けるので、駐車場代もかからない。これは家計の苦しい我が家にとっては大きな魅力です。

さきほど書いた「練習の負担が少ない」というところは、無論デメリットにもなります。団員が少ない中そういうポリシーで運営されているので、普段の練習の参加者は非常に少なく、大抵10名弱程度しかいません。しかもチェロなど低音が一人も居ないので、練習時になかなか「音楽全体」は見えません。しかし、そこは心構え次第では大したデメリットにはなりません。実際、コンサートが終わり次の曲にとりかかる最初の数ヶ月はズタボロ初見大会に近いフェーズで、音楽がほとんど見えないです。が、その時間は、初見演奏力の訓練やパート練習になっていると思いますので、そう捉えてその時間を過ごせばいいと考えています。(欲をいえば、一人でもチェロの人がいればもうちょっと早く音楽が見えて、練習の楽しさが3倍ぐらい違うのになぁとは思うんですけどね)

ただ注意すべきは、今の晴也は横で時々カツを入れないと楽譜を見ずにボンヤリ周囲を見て、テキトーに汚い音で弾いたりすることです。そうすると下手になる練習になりかねず怖いところもあるため、そこが今回親子プルト組ませていただいた最大の嬉しいところです。

話をもどして、そういう最初のズタボロ期を経て、先日、1楽章前半だけ家でミッチリ1日練習してから参加しました。すると、「わっ僕弾ける!音楽をつくれてる。楽しい」という感じの反応をしていました。「頑張って努力すると、高い視点から世界がよりクリアに見えて、楽しい」という体験をさせられたとすると、広い意味で教育上の効果はすごいものなのかもしれないとおもいます。

そして、本番が近くなると世界が変わってきます。さすがに50年の歴史あるジュニアオケです。OB/OGの方が多いのかなと推測しますが、エキストラの方が少しずつ増えてきます。チェロが、ビオラが、コントラバスが、管楽器が、ティンパニが・・と充実していき、毎回の練習で音楽がだんだん形になってゆきます。最初は7人ぐらいで1,2バイオリンとフルートしかなかったのが、15人、20人、30人…と増えてゆく、「今週はどんな人が来るのかな、どこまで音楽になるかな」ってのが面白いです。

そしてコンサートで最終的につくる音楽は、フル構成で、アマオケとしてはなかなか悪く無いものになっている。 OB/OG、エキストラの方々のレベルがしっかりしているからだと思います。

こういう中で、最後まで自分がズタボロでも数のマジックで何とかなってしまうのが弦楽器の怖い所なのかなと思いますし、それをやってしまっては教育上デメリットにもなりかねないため注意をすべきだとは思います。ひけないところは誤魔化して大人たちに弾いてもらってしまうということを教える場にしてはいけない。

でもそこは自分たちが頑張ればいいだけ。練習して臨めばいいというだけのコントローラブルな世界です。
しっかり練習して周囲の音を、指揮者を、音楽を感じながら弾ける余裕のあるところまで高めておけば、大人たちが入って音楽が形になるのを感じてゆけるという体験はとても有意義なものになっていると思います。

昔はこのオケもバスを数台借りて合宿に行くような活気があった時期があるそうです。そんなふうだったら、もっといいとは思うんですけどね。みんな今は学校やそれぞれの楽器教室にオーケストラ的なものがあってそれで事足りてしまうようで、それでこういうパブリックなジュニアオケは団員が減ってしまっているようです。

私は、子供にとっては所属するコミュニティはなるべくたくさんあったほうが物事を多角的にとらえられるようになっていいと思ってます。はるやにとっては学校のほかに、スズキのViolin仲間、ヤマハJ専の仲間、HipHopダンス教室の仲間が他の所属コミュニティですが、ここに青少年交響楽団の団長はじめとする指導者のみなさんと、団員のおねえさんたち(おにいさんは今のところ一人も居ないきがしますね・・・)のコミュニティが加わって、より多層的な心の拠り所になったらいいなと思います。

こんなふうなかんじで、気楽に楽しく子供たちが音楽を学べる体験ができるところですので、ホント、神奈川県でオケ楽器をやっている青少年や保護者の皆様で日曜日の午後、いかがですか?

« 第19回 J専レッスン | トップページ | 第20回 J専レッスン »

Violin」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/34023/62536962

この記事へのトラックバック一覧です: Beethoven交響曲5番:

« 第19回 J専レッスン | トップページ | 第20回 J専レッスン »

Haruya's Violin

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のトラックバック

無料ブログはココログ