
見て下さい。これが私たちの新居の自慢のダイニングルームです!すごいでしょ~。
キャー!
オシャレ~
ステキ―!(はぁと)
はい。こちらミサイルテストではありません。本日、ついにやりました。ずっとやろうと思っていた天井の破壊に手をつけました。石膏ボードの破片やら粉やらが落ちてきても大丈夫なように、ダイニングテーブルをどかして、上に詰めるグラスウール、アクリアマットの少し分厚いやつ(10cm厚)も瑞穂町のJoyfulホンダの買ってきたし、ガラ袋も調達し、条件がそろったので、バリバリといってやりました。
電気屋さんが作った配線用の穴をあけて、そこに手をかけてグイグイと手で上下にゆすり、釘が抜けたり割れたりしたら落としていき、脚立から降りたときに怪我しそうなぐらい床が収集がつかないぐらいカオスになったら、ガラ袋に破片やら釘をしまって最後にほうきと塵取りで掃除する。
先日洗面所でやった作業ではあるのだけど、リビングダイニングは面積が広いので、出る廃棄物の量も半端ない。それと、何が嫌って、この天井裏空間に蜘蛛の巣が張っていたり、するし、Gをはじめとする虫の死骸とかが落ちてこないかヒヤヒヤなこと。結局そういうのはなかったけど、30年間閉鎖されていたこの魑魅魍魎空間、暴くのは正直ドキドキでした。
2Fトイレ用に買った安土草多さんのガラスシェードペンダントライト、さすがにダイニング用につかうのは小さすぎて厳しかったけど、まあこれまでご苦労様です。何もないよりはよかった。助かりました。今後は2階で本来の活躍を期待しております。
写真右に見えている石膏ボードと同じ色の袋がガラ袋、つるっとした黄色いビニールパッケージが断熱・吸音用のアクリアマット。
なぜこんな破壊をしたのかを説明しよう。
リビング・ダイニングの天井は漆喰塗を予定していた。今も予定している。
天井の漆喰塗のためにはまず天井の壁紙をはがす必要がある。我々が愛用する「うまくヌレール」はオフィシャル見解として、壁に塗るときは壁紙の上から縫っていいけど、天井に塗るときはダメよ。といっているからだ。壁紙はがしは表紙をはがすのは簡単だ。しかし、薄く残る裏紙をはがすのには、スプレーで髪をふやかしてからスクレーパーでコシコシとはがしてゆかねばならず中々大変だ。壁面であればまだいい。しかし天井をやっていくのはかなりの重労働だ。
昨年の夏、6畳の部屋2つ、具体的には主寝室と息子の部屋の天井にこれをやったが、かなり死ぬ思いだった。
それをその数倍広いリビング・ダイニングでやるというのは、正直考えたくない。しかも、色々と電気工事がはいったあとの今の天井は、電気配線をいじるための丸いあなが沢山あいており、これらをすべてパテうめしていくことが必要ということでもある。
そこで、もう石膏ボードごと取り替えてしまおうぜという考えが浮かんだ。すると、よく考えたら以下のようなメリットがあることにも気づいた。
- 1階・2階の防音のため吸音材などをいれることができる。(現在太鼓効果で2回の音がかなり下に響く)
- ちょっと興味のあった「パナソニックのBluetoothスピーカーつきダウンライト」を入れることもできる。
- 石膏ボードって信じられないくらい建材としては安い。あんなにデカくて重くて(12.5mm厚の910mmx 1820mm)1枚500円しない・・
一方で、一般的には家庭ごみとして捨てられないのでDIYでの処分に困るという大問題がある。しかし工務店のA建設さんが年末にちょっとやらかしてしまった部分があったので、それと引き換えに彼らで廃棄物処分してもらうよう交渉済みだ。
それで石膏ボードを落とす方向性が決まったのだ。
とはいえ、正直なかなかふんぎりがつかないでいた。だって勇気もいるし、ホコリも舞うし、色々準備が要るから。でも、これをやらないと家づくりは前に進んでいかない。なので今日ついにいったということ。しかし、これはまさに破壊!自分の家を破壊! いや、本当にこれは破壊という言葉が似つかわしい。破壊なくして創造なしとはいうけど、やっぱり創造に向けてのことなんだけど、やっぱり破壊には変わりない。
壊してみると、意外なことに中には断熱材のグラスウール(MAGイゾベール)がはいっていた。後でどかしてみてわかったが、どうやらこの部分(奥から1m少々程度)は洗面所同様、上が2階ではなく1階の屋根になっているようだ。それより手前側には予想通り断熱材は入っておらず空洞になっていて、吸音材がないために太鼓効果で2階騒音が響き渡ることになっていた。
古い断熱材にはカビなのかホコリなのか黒いのが沢山ついている。30年前のグラスウール施工は色々いい加減でダメダメだという記事やらビデオをよく見たが、まさにそれ。数か所タッカーで固定はされていたが、ただ石膏ボードの上に置いてあるだけに近く、気密云々はまるで考えれれていない。通気された一階庇が奥にあるのだが、そこから防風層もまるでない。先日工事した1F洗面所と同じで、実際に手をかざすと冷たい外気がスゥーっと入ってくるのを感じる。これでは裸にセーターを着ているようなもの。寒いわけだ。
グラスウールは防音のためと思っていたけど、断熱工事にもなりそうだ。ちょうど今回破壊した1メートル少々の部分が通気エリアになっていたので、この1メートル分の天井がほぼ外気温になってしまっていたはず。ここを断熱できれば結構快適性変わってきそうだ。頑張ろう。
グラスウール。入れていくぞー。・・って、アクリアマットの黄色いパッケージ破ったらメチャメチャふくらみますね。アクリアマットさん。何倍に膨らむつもりですか?
ただでさえゴチャゴチャな室内がもうどうにもならないレベルになってきました。どんどん屋根につめていきたいけど、まずはタイベックで防風層をつくるところからやらなくてはならない。
後日談:このあと古い断熱材を外した空間にタイベック施工しながら、色々と妄想を膨らませた結果、ここに天井カセットエアコンを入れることとなった。この部分だけ天井上げたら面白い空間になるんじゃん?とかも妄想したけど、妻が「これ以上変なことしないで!」と猛反対したのでやめることにした。
まあ。。ね。それでよかったと思う。
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