天カセエアコン取り付け準備
5/20 に届いた天カセエアコンの取り付け。その週から2x4材での吊り枠づくり、吊りボルト金具(ネグロスのワールドダクター40cm)設置、周囲へのグラスウール(アクリアマット)入れなどを行ってきた。吊りボルト金具の選定はYouTubeで色々な施工動画を確認してきめた。据付説明書では吊りボルトはM10サイズ(太さ)を使うよう書いてあった。近くのくろがねやではちょうどいい長さの(結構短い)吊りボルトがW3/8サイズしかなかったが代用可能と判断して代用した。(一応W3/8ボルトにあわせてナットもM10ではなくW3/8のものでそろえた。)こういうところプロならばホイホイと判断できるのだろうが、素人だと確信を得るためにいっこいっこ勉強していかないといけないから大変だ。このあたりの記事をたくさん読ませていただいた。しかしこうやってインターネットに情報があるのだから、素人であっても検索を駆使すれば色々と情報を手に入れて前に進んでいける。情報をあげてくださっている色々な分野の方々に大感謝だ。
5月29日 AM いよいよ配管のための穴あけだ。穴あけは家に傷をつける作業なので、一発OKの正確な場所にあけねばならない。妻に少し手伝ってもらって家の中と外で分担。外からどこに穴をあけると中のどこに穴が開くのかを確かめる作業をした。なかなか妻は面倒くさがって手伝ってくれない。
左の写真は庇の通気空間の中で、脚立に乗って、首を突っ込むことができないような狭い空間の中にスマホを入れて上から下方向を撮影したもの。外からこの小さな通気口のあたりに手をかざすと、中からはこれら光の点々がふさがって影になるので、どこに穴をあけるとどこにつながるのか、一応非破壊でもわかった。
しかし、不注意に65mmのインパクトドライバ対応ホルソーで直径65mmの穴をあけたところ、ちょっと勘違いがあってずれてしまい、写真にもうっすら見える、パネルを固定するための角材的なものと少し干渉する場所に穴をあけてしまった。少しずらして穴をあけ直して、ずれた穴はふさいでビス止め。まあどうせ換気用の穴の開いたパネルだし、その辺はエアコンダクトカバーさんで隠れてしまうから良しとしよう。
ちょっと遠回りしたけど、いい場所に穴があけられたみたいだ。外から最初に試験的にドレンホースを突っ込んでそれを中から妻に捕まえて引き上げてもらって、この写真を撮った。
なるほど。これならうまく行けそうだ。手ごたえをつかんだ。
こちらの写真は同じ場所を約2時間後に外から撮影したもの。前述の間違ってあけた穴をふさいだあとも見えますね。
5/29 PM 2分・3分冷媒管とドレンホース・IV線をテープで巻まいたもの(エアコン工事の定番?)を改めて外から通してみた。先ほどと同じような感じで何とか中から引っ張りあげて、室内機と室外機を繋ぐダクト群が設置できた。しかしここで一つ忘れていたことに気づく。そうだったコイツはうるさらだった。換気ホースも通す必要がある。あらためてすべてやり直しで、換気ホースもプラスして巻きなおしてとおした。事前の調査で、65mm 直径穴でもギリうるさらホースも通せることは確認済みだ。しかし、本当にギリギリ。外から脚立に乗って一生懸命コイツを上におして、室内に入って、くいくいと曲げて・・、というのを何度も繰り返し、なんとかちょうどいいところまで配管を突っ込み切った。
ちなみに、写真右の窓の近くでクルリンと豚のしっぽみたいに見えるのが分電盤から来ている200V電源用電線。以前もここは外電源だったようだけど、こんなところで切れていても嬉しくもなんともない。室内の壁上は今ガッツリ空いているので、ここから一度室内を通ってもらって、冷媒管たちと一緒に外にでて室外機接続してもらうこととした。外ジョイントよりも内ジョイントのほうが漏電リスク低いように思うし、見た目的にも施工コスト的にも外を通して嬉しいことはまるでないため。
外と中を繋ぐ難所はクリアしたので、内外を通した4つの管と3芯のIV電線を室内機がくる場所の横まで持ってくる。配管4mで足りるかと思ったらちょっと足らず。冷媒管は室外機の近くでユニオンで繋ぎ足した。ちなみに配管のカットには本当に気を使う。当然のことながら短く切りすぎるとリカバーがきかなくなるからだ。かといってあまり余裕を持たせるわけにもいかない。冷媒管は銅管なのでそもそも固いし、変に曲げると座屈して冷媒漏れの原因となる。ドレン管はきれいな勾配でドレン排水がまっすぐ外に流れ出るようにしないと、カビ発生などの原因となる。うるさら用換気ホースはそもそも太くて取り回しがしづらい。
ここまでくれば室内機チャンバー吊りこみが可能だ。デカいので一人での作業はさすがにキケンである。妻に少し手伝ってもらって、室内機を吊りこみ、吊りボルトにナット固定する。あとはナットの位置で高さを微調整したり、水平をとったりするわけだ。
さらにこのあと、管をとおすために一時的に開けた空間にタイベックをはって、配管の周りになるべく穴が無いように気密テープをはり、どんなに冷たい冷媒が流れても、ドレン水が流れても結露しないよう、イメージをしながら心をこめてグラスウール断熱層をつめつめ。今回の工事ではだいぶ断熱についても勉強できたな。昔学校で勉強したような飽和蒸気圧がどうとか、そういう知識をベースに各所がどういう温度湿度になるのかイメージしながら、断熱材というものはどういうものなのか、なぜ防湿シートが必要なのか、なぜ防風層タイベック(透湿防水シート)が必要なのか、なぜ工務店は一部工程をサボっているようにみえるけど平気なのか、そんなことを考える毎日だった。
3日後の6月1日 ヤフオクでレンタルしたエアコン真空ポンプセットが届いたので配管接続ができた 。この辺の作業は騒音を立てずにできるので、平日仕事(テレワーク)が終わったあとでも周囲への迷惑をかけずに実施できる。トルクレンチで冷媒管(2分管、3分管)を接続(写真中ほどの白い管)。付属の白い尾断熱材を巻き付けた。うるさらホースは結束バンドでしっかり固定(写真一番上の白い管)。ドレンホースは奥にある灰色のやつ。これも付属の断熱材でくるりと巻いた状態。写真右のほうにある電線コード付きの白いプラスチックのハコはWifiアダプタ。楽天かヤフーで1万円ぐらいした。ちっと高いけどIOTハウスにするために必須の投資だ。最新モデルのうるさらX、RisoraなどのルームエアコンにはWifiが本体標準搭載だが、天カセは標準搭載されていないのでこんなものをオプションで付けねばならない。そしてさらに執拗に断熱を施してゆく。今後、フレンチカントリースタイルダイニングテーブルの上で、例えば真冬にジャパニーズ鍋料理をすることもあるだろう。そんなときにも湯気が天井内に入って結露しないようにイメージしながら、もくもくとグラスウールをつめては気密テープで穴という穴をふさいでゆく。
6/10 石膏ボードを貼っていった。もう後には引けない。というのは嘘でプロは最初から石膏ボードが貼ってある状態で狭い作業空間の中ですべての作業をこなしていくわけだ。なので、「もう何かあったらプロと同じように狭い作業空間の中で対応しなくてはいけない。」というべきかな。施工量10万円とかかかるの理解できる(払えないけど)。あとはコントロール部品やフラットパネルを設置して試運転するのみ。といいたいところだが、パネルをはめるまえに漆喰塗とかをしておかないと、きわの所が美しくならないので、機械のまわりだけでも漆喰を塗らなくてはならない。というか、そのためにはパテ塗りもいる。めんどくちゃい。 しかし今日はフライデー。音のしないパテ塗りやら漆喰塗り作業は夜中まで作業可能だ。がんばるぞ。
ちなみに、あわせて、同時にダイニングルームの照明用下地としてあとでペンダントを釣りたくなりそうなところに合板をいれて、シャンデリア的なものを入れたい中心のところに2x4材を渡している。また、エアコンの奥にはまっているのはPanasonicのBluetoothスピーカ付きダウンライト。配線はおわっているけど、きわのところがキレイに処理できるよう、漆喰を塗ってから上に押し込むよう、少し浮かせての仮設置となっている。
6/10 よる11:33。パテ塗りまで完了。あとは今晩パテ乾燥させて明日漆喰ぬっていよいよフラットパネルとりつけだな・・
ダイニングの天井石膏ボードを破壊して貼りなおすという決断を実行して1か月以上たつだろうか。やっとゴールが見えてきた。
ゴールが見えてきたのはダイニングだけだけどね。リビングはまだスタートラインにすら立っていない・・
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