玄関扉ケレン作業開始
春の訪れを感じるようになってきた。春がくるとツバメが来てしまう。そうすると妻に「ツバメの邪魔になるからやめて」と怒られてしまって玄関扉のリフォームができなくなってしまう。なのでそろそろなんとかしなくてはいけない。
今日はケレンという言葉を覚えた。英語の clean が転じた言葉らしく、塗装を行うときに古い塗料をはがしたりして下地を整える(クリーンにする)作業のことをいうらしい。ウェスやらスコヤやらと同じノリだね。
#ウェス ≒ 雑巾:wasteが転じたもの
#スコヤ ≒ 直角定規:squareが転じたもの
実のところ本日はそんな言葉を知らないまま、旧塗装をはがし液で浮かせてスクレイパーで削っていった(ケレン作業をしていた)のだが、まあ、そんな言葉はしらなくても、玄関扉DIYリフォームをしようと心に決めて早1年以上たった(放置した)中で、だいたい以下のような手順になることは想定していた。
- 古い塗装を除去する
- サンダーで整える
- 塗装する
1,2までをケレン作業というようだ。本日1の作業に着手したのだが、手探りでの作業でなかなか効率が上がらない。そこで今後どうやったらきれいに効率的にできるのか、つまり、スクレイパーがいいのかサンダーがいいのかはがし液がいいのか、その辺を軽くWebやらYouTubeリサーチしたところケレンという言葉に至ったというわけ。
ケレンという言葉を知ったおかげで、その言葉を中心に検索していくことで、よりBest Practiceに近いと思われるような情報にリーチできたように思える。
我が家の玄関扉はもとはなかなか立派そうなふつうの木製の扉で、(おそらく)ウレタンクリア塗装された木目が見えるタイプだ。が、前オーナーが塗装リフォームをしたようで、外側だけ安っぽいペンキべた塗をされた挙句にそのペンキがはがれかけていて貧相な雰囲気を醸し出しているという状態だ。
この状態を理解するのに半年以上かかった。というか、ほかの場所のDIYをずっとやってきた中で、ウレタン塗装やらオイル塗装・ペンキ塗装の違いなど色々知識がついたことで、なぜこのような状態になってしまったのか、ある程度の想像がつき理解ができるようになったように思う。
築31年ほどとなる我が家(1.5年前購入)は、新築当初はバブル期だったこともあってか、幸いなかなか良い素材が使われているように感じる。しかし、その後結構いい加減なリフォーム会社に色々とやられてしまったのだろうというのが購入時からの見立てである。玄関扉は、まさにそれが顕著に表れている。
つまり、なかなか立派な無垢板の木目を生かしつつ耐候性バッチリなウレタン塗装がなされた玄関扉であったのに、何があったのか外側だけ安っぽいベタ塗ペンキで上塗りされてしまっていて、その仕事の質も低かったこともあり、(おそらく)20年以上の年月を経て所々膨れてはがれてしまっているという予想だ。
そこで、大方針として以下のようにしようと考えている。
- 外側のべた塗ペンキはすべて剥がす
- さらに、きっと問題のあった初期のウレタン塗装についても剥がす。
- 剥がした結果の美しさに応じて、ステイン塗装にするかペンキ塗装(白)にするか決める。
本日行ったケレン作業はとにかくスクレイパーでがりがりと削っていくというもの。モールディング溝以外の平面のところはこのやり方で分厚い塗膜を剥がせることがだいたい分かった。
今日ケレンというキーワードで色々調べた結果、以下のようなことがわかってきた。
- はがし液は必ずしも良い結果を生まない
- スクレイパーで削るのはOK
- マルチツールやインパクトドライバに専用アタッチメントをつけた電動スクレイパーなるものがよいかも。
- 溝の部分は金ブラシなどケレン用工具を色々試してみる価値がありそう。
今後ためしていきたい。
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